老子の思想に触れる
ブログが滞っております。
行政書士試験の勉強も佳境に入ってきていることもあり、
中々、腰を据えて物事を書くことが出来ないなあ。
さて今回は「タオ」の感想を書きます。
価格:691円 |
結論としては、漠然と日頃感じていることを
言葉に落とし込んでくれている本というところです。
でも、このなんとなくの感覚を言葉に出来るということは
すごいことだと思います。
どの世界にも原理主義者な人がいて、
今回のことで例えてみると、「老子はこんなこと言ってない!」
とのたまう大先生(笑)がいるんだろうけど、
そういう人は結局のところ、何も老子の思想を理解して
ないんだろうなあ。
こんなもんはエッセンスがわかりゃ十分で、
その言葉を受けたうえで、自分を省みたうえで
どう行動するかこそが重要なんだろうに。
ちなみに僕の解釈では、
「適当でいいんだよ。大体のところを見誤らなければ、
あとは何とでもなるさ~。むしろ頭で考えるな、
感じろ!」な思想なんだろうな~と今のところは
解釈してます。
今、忙しかったりして気持ちがパンパンな人は
この本を取ってみるとラクな気持ちになれるんじゃないかな?
本を読んでて、おっ!?と思ったのは、
第11章の「空っぽこそ役に立つ」のところでした。
「器は中がくりぬかれて「虚ろ」だからこそ
何かを入れることができる。
むしろ虚ろでなければ、何の役にも立たない」と。
この思想は、今の世の中であまり触れる機会のない
思想なんじゃないだろうか。
あと、僕らオッサン世代ならわかるだろうけど、
この章を読んだ瞬間すぐに、ドラゴンボールの主題歌の
「♪頭カラッポの方が夢詰め込めるゥ~」
の歌詞が浮かんだね!
森雪之丞先生は夢と希望とそして「本質」を歌詞に
込められるすばらしい作詞家さんだな、と
今さらながらに認識した次第
(話が最後の最後でズれてしまった)。
CHA-LA HEAD-CHA-LA (2005 ver.) [ 影山ヒロノブ ] 価格:1,169円 |