「マンガ 孫子・韓非子の思想」を読了する

 

本当は8月の頭には読んでいたのですが、

ブログを書く気にならず・・・。

行政書士の勉強もやっとボチボチ再開したところ。

小休止していました。

 

ま~熱いときはムリはしない方がよいということで。

 

マンガ孫子・韓非子の思想 (講談社 α文庫)

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マンガ孫子・韓非子の思想 (講談社+α文庫) [ 蔡志忠 ]

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感想(14件)

法家の韓非子の思想を知りたくて、この本を手に取りました。

僕の理解出来た範囲で、説明するとすれば

韓非子の思想は、

人間の性根は「悪」であり、間違いを犯すものである。

それ故に「法」を作り、遵守することで安定した内政を

実施することが出来るんだ~、といった主張だな、との

印象を持ちました。(≒君主任せにはしない思想)

 

君主論・外交論を主軸に据えた(という個人的認識)

孫子とは取り扱っている対象が微妙に異なっていると思いました。

取り扱っている分野は内政について、ということもあり

組織論に興味を持っていることからサクサク読めました。

 

一話の構成は、最初に昔(韓非子が生きていた時代以前?)の

例え話から入り、最後に格言で締めるという構成で、

内容を理解しやすい親切設計です。

 

絵もクセがありますが(笑)、味があって良いです。

 

現代社会では兵法書である孫子よりも、法で組織をコントロール

するノウハウを説明している韓非子の思想の方が

実用的であるというのが、巷の評価のようですが、

個人的には、窮屈な点もあり、

同様のことは、すでに現代社会でも適用されているので

これ以上大きな発展性は見込めないという印象を持ちました。

 

スケール・可能性を感じさせワクワクできる思想としては、

孫子を押したいです。

 

あとタイトル通り、この本では孫子の思想にも触れています。

こちらもわかりやすく、前回も孫子の本を紹介しましたが、

こっちを導入本とするのも全然アリだと思います。

 

そしてもう一冊、老子の本も読んだのですが、

スケールで言えばダントツの大きさで段違い!!

正直、これを読んで呆けていたところもあります(冗談)。

老子はひとりの人間の在り方を語っている印象を持ちました。

 

また紹介できたらします。

  

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