「最高の戦略教科書 孫子」を読了する

 

僕は昔、ドラゴンズファンだった。

多くの勝ちをチームにもたらしてくれる落合監督が好きで

10年ほど前に「コーチング」という本を買って、

何度か読んだ。

 

コーチング 言葉と信念の魔術 [ 落合博満 ]

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感想(20件)

ただただ、良書。

御自身の言葉で素直に表現されており、とても分かり易い。

考え方に筋が通っているのが、素晴らしい。

 

そして最近も読んだ。そしてふと自分の興味は、最後には

組織に向いていることに気付いた。

 

それで兵法と呼ばれるものに興味を持った。

そこで手に取ったのが、この本だ。

 

最高の戦略教科書孫子 [ 守屋淳 ]

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感想(8件)

マニアなら混じりものが多いので、怒りそうだが、

初心者には、孫子に留まらず様々な著名人の言葉を併記しながら

説明がされているこの本の構成はありがたい。

 

400ページ近くあるので、最初はうへぇと思ったが、

意外とサクサクと読めてしまった。

そして気づいたのだが、孫子に兵法は詭道とも呼ばれるそうだが、

奇天烈なものでないのだ。

日本には、孔子論語)の思想ほどではないにしろ、

馴染んでいる思想なのだと思う。

 

ここで帯から一部抜粋。

 

①危機感を刺激する

情報格差は力なり

③流れの外で、流れを操る

④絶妙なエサのまき方

⑤事前に負けておくことの重要性

 

実は、これらのことは前述の落合監督も意識しながら

マネジメントをしていたと推測できる場面があった。

ファンならきっと分かると思う。

 

体系だてて編集されている本なので、

孫子に興味のある人の導入書としてはオススメです。

 

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