行政書士試験を分析してみる(民法について自己分析)
まず最初に、今回の僕の過去問解答状況を公開する。
なお、解いた過去問題集はこれだ。
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この問題集のA問題(試験頻出度多)とB問題(試験頻出度中、
ただし「難」問題除く)を僕が解いてみた結果は以下のとおり。
解答内訳の意味は「○○」は1回目、2回目に解いた結果、2回とも
正解という状況をあらわしている。
ちなみに僕は現在のところ1日、4~5問の問題を解いている。
ただし、新規の問題を解くのは月~金曜日までの平日の対応とし、
土日は復習にあてている。
つまり、1回目は平日のいずれかの曜日に解き、2回目は同週の
土日のどちらかで解いているということである。
よって「×○」と表記している項目は、1回目は間違えたものの
2回目、同週の土日には正解出来たということをあらわしている。
おもしろいのは、「○×」の項目だと思う。
つまり1回目はなんとなくで正解できたものの、知識が増えてことで、
反って誤った思考に陥ってしまい、2回目は外してしまったということだ。
こういう箇所は多くはないものの、知識の整理をしておく必要があるだろう。
しかしそれでも、最初に手をつけるべきは「××」だ。
ここは重点的に勉強する必要がある。
(余談だが、僕は、いまのところ○が2つ並べばこの知識は、
習得したものとみなし、以降問題は解かないこととしている。
段々と解く必要のある問題が減っていく状況は楽しいものだ。)
さて、僕の解答結果を見てみると、ある程度の水準には達している
といえるが、若干「財産法」の「物権法」が弱いようだ。
良い点としては、近年、「出題比率」が高い傾向にある
「債権法」を得意としている点だろうか。
昨今の試験問題は、当問題集の受け売りだが、
条文、判例の暗記だけでは合格は難しく、想定される各事例に
どのように条文や判例の知識をあてはめ、解答に導くかといった
応用力を試す傾向が強くなっているとのことだ。
記憶力が衰えつつある、自分にはよい傾向ともいえるが、
それでもある程度の知識は求められる。やはり一定の
「知識の体力」(←ニュアンスで察して!)が無ければ、
応用力を示すための思考力がヘバってしまうのだ。
(3時間という中々の長丁場を耐えるための「知識の体力」を
養うこともできる。正確な知識があれば「思考力」をある程度は
節約できるのだ。)
しかし、それにしても今は、充実した日々を過ごしている。
自分の人生を振り返れば、コツコツと計画だてて行動することが
少ない人生だった。
そういうものを軽く見ていた。
それでも、運良く恵まれた人生を過ごしてこれたのだから、
後悔はないのだが、それでも最近はようやくこういう地味な行為に
対して、こういうのも悪くないな~思えるようになった。
(今回、自己分析をすることで、自分の現状を把握したことも、
「ある結果」に到達するには重要なプロセスだろう。
以前の自分なら、ひたすら問題を解くのみだったのだから、
成長したと言えるだろう。)
試験結果はプロセスのひとつに過ぎないものの、それでも
マラソンに例えれば、通過しなければならないチェックポイント
には違いない。
一歩一歩、確実に自分の望むゴールに辿り着けるよう、
日々取り組んでいくのみだ。